・現状、インターネットVPNを利用しているが、最近は通信速度が遅く感じることが増えてきたため、「フレッツ光プレミアム」から「フレッツ光ネクスト」への回線変更に伴い、VPNサービス専用網「フレッツVPNワイド」でのVPN再構築も検討してみたい。

※VPN拠点は、愛知県内が2拠点、東京1拠点の計3拠点のお客様。弊社の「VPNソリューションパック」をご利用中。
  (愛知県・製造業)

【お助け事例】
★対策
愛知県内の2拠点の間の通信のみ「フレッツVPNワイド」を構築。
東京の拠点は、速度低下を防ぐため、これまでのインターネットVPNで継続利用。

通信速度が低下している原因の切り分けを行ったところ、下記二点の問題が判明しました。
1)プロバイダの終端装置が混み合っており、愛知県内どうしの通信速度が低下している
2)事務所内のLAN配線が古い。
一部カテゴリ5(CAT5)以前のケーブルを使っていた。

1)については、混み合っているプロバイダの終端装置を経由しないNTT西日本のVPNサービス専用網「フレッツVPNワイド」が対策の一つとなりますが、今回のケースでは、東京の拠点が含まれていることが懸念点となりました。
NTT西日本のVPNサービス専用網とNTT東日本のVPNサービス専用網ではまったく別の二つのネットワークとなるため、その間を通信するには、「東西接続サービス」というオプションを利用する必要があるのですが、このオプションを使って速度が遅かった事例があったため、現状のインターネットVPNよりも速度が低下してしまう可能性が高いと考えられました。

愛知県内どうしの通信速度は改善されても、今度は東京からの通信が遅れてしまう恐れがあったのです。

そこで、下記方法で構築することになりました。

・愛知県内の二拠点間は、「フレッツVPNワイド」で通信
・VPNルータについては、設定変更。機器はこれまでのものを継続利用
・東京との通信はインターネットVPNを利用
・愛知県内の二拠点のVPNルータは、「フレッツVPNワイド」とこれまでのインターネットVPNの両方を利用できるよう設定
・「フレッツ光プレミアム」から「フレッツ光ネクスト」へ回線種別変更

また、上記2)についても、実際に速度が遅くなるかどうかの切り分けはできていませんが、速度低下させる要因となりうるため、LAN配線の引き直しをさせていただきました。


★導入効果
・通信速度が改善された
・LAN配線も含め、通信を遅くする要因を一掃できた

 

私が担当しました
お客様としては当初三拠点とも「フレッツVPNワイド」をご希望でしたが、お客様のご希望を言われたそのままに対応させていただくのではなく、考えられる懸念点や弊社としてのお勧めもお伝えし、ご相談の上、お客様にとって最適な構成をご提供することができました。
拠点間のネットワーク、回線、LAN配線の再構築をまとめて対応させていただけたのも、「ネットワークお助け隊!」の弊社ならではだと思っています。
(ネットワークエンジニア)

お助け事例 まとめ
●「VPN」通信が遅い場合、原因はひとつとは限らない。考えられる要因を解決していく。

●お客様のご要望でも、これまでの経験やノウハウから、考えられる懸念点がある場合は、必ずお伝えし、最適なネットワーク環境をご提案させていただく。